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フェレットの病気

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フェレットの病気

フェレットを飼うにあたっては、ケージで飼育しつつ、飼い主さんの目の届く状況で外に出して遊ばせてあげるといいでしょう。ケージ内には、食器や水のボトル、トイレを設置しておきます。フェレットは、起きてから15分以内に排便するので、その時にトイレの躾をします。

ケージ内に入れておくものとして、寝具が必要です。タオル、シャツ、布製の帽子、ハンモックなどが使えます。布を食べてしまうような場合は、箱にティッシュペーパーやトイレットペーパーを細く裂いたものを入れておくと代用できます。寝るときは、暗い囲みの中で、柔らかいものに触れて寝るのを好みます。

飼育するに最適な温度は、15~21℃です。フェレットは、汗腺が発達してないので、32℃を超えると衰弱します。気を付けましょう。最適な湿度が、45~60%で、低いと皮膚や毛が乾燥状態になって、高いと適度な乾燥状態を保てません。フェレットは、臭いが強いのと、呼吸器系のウイルス疾患に罹りやすいので、喚起をしっかりと行える環境下にしておくことが理想です。

基本的にフェレットは肉食動物ですので、高い割合の動物性タンパク質の摂取が必要です。市販のフェレット用のフードなら条件を満たしていますが、仔猫用のフードなら代用可能です。1日の摂取必要カロリーは、200~300kcal/kgです。1日あたりの水分摂取量は、75~100mL/kgで、自由に摂取できる状態にしてあげましょう。水分摂取量が少ないと、食欲が低下する傾向があります。